芥川龍之介の名言
「羅生門」、「蜘蛛の糸」など数々の名作をこの世に残された「芥川龍之介」さん。
そうした芥川龍之介さんから学ぶべき名言は数多くあります。
その一部をまとめたYouTubeをご紹介させていただきます。
「芥川龍之介」さんの名言YouTubeどうでしたか?
もう一度、見たいという方のためにYouTubeに出ていました名言を書きだしましたのでじっくりと読んでみてくださいね。
じっくり読むと味わい深い言葉が多いですね。
自由は山巓の空気に似ている。
どちらも弱い者には堪えることは出来ない。完全に自己を告白することは、何びとにも
出来ることではない。
同時にまた、自己を告白せずには如何なる
表現も出来るものではない。古来政治的天才とは民衆の意思を彼自身の
意見とするもののように思われていた。が、これは正反対であろう。
むしろ政治的天才とは彼自身の意志を民衆の
意見とするもののことをいうのである。正義は武器に似たものである。
武器は金を出しさえすれば、敵にも味方にも
買われるであろう。正義も理屈さえつけさえすれば、敵にも味方にも
買われるものである。恋愛の徴候の一つは彼女に似た顔を発見
することに極度に鋭敏になることである。我々はしたいことの出来るものではない。
ただ、出来ることをするものである。どうせ生きているからには、苦しいのはあたり
前だと思え。女は常に好人物を夫に持ちたがるものではない。
しかし男は好人物を常に友だちに持ちたがるもの
である。運命は偶然よりも必然である。
「運命は性格の中にある」という言葉はけっして
なおざりに生まれたものではない。あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とする
ものである。人間は時として、満たされるか満たされない
かわからない欲望のために一生を捧げてしまう。
その愚を笑う人は、つまるところ、人生に対する
路傍の人に過ぎない。人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのはばかばかしい。
重大に扱わねば危険である。引用元: 芥川龍之介の名言集より
いかがでしたか?
中でも私は次の言葉が素晴らしいなと思いました。
「我々はしたいことの出来るものではない。
ただ、出来ることをするものである。」
したいなと思ってもできりないこともあります。
でも出来ることはあるので、そうしたことをコツコツと
としていけばいいのかなと思います。
また、次の言葉もなるほどなと思いました。
「どうせ生きているからには、苦しいのはあたり
前だと思え。」
生きているといろいろなことがあると思います。
いいこともあれば、悪いこともあると思います。
特に苦しいことも生きているから苦しいこともあるんだよと
いうことかなと思います。
素晴らしい言葉が多いですね。